
わんちゃん・ネコちゃんの体を、ぬるま湯または水のシャワーでしっかりと 濡らしましょう。 表面についた汚れをざっと落とし、薬剤が皮膚に届きやすくする効果があります。 |
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★Check★
特に炎症のある場合、シャワーの温度は人が浴びたら少し寒いかなと思う程度の低い温度か水がおすすめです。
また水のシャワーで皮膚を冷やすクーリングはかゆみを減らす効果もあります。
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![]() シャンプーを少量手に取り、濡れた手でなじませます。 症状の重いところから地肌をやさしくマッサージするようにして皮膚になじませます。 強くこすりすぎると、皮膚を傷つけてしまうので注意しましょう。 泡立ちが悪くなったら、シャンプーを手のひらに追加して使用します。 |
★Check★
全身を洗うことが難しいときには、症状の重いところを部分的に洗うだけでも効果的です。
5~10分ほど皮膚に接触する時間をおきます。 この間、わんちゃんネコちゃんが薬剤(泡)を舐めないように注意しましょう。 |
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★Check★
洗い始めの場所は、より長くシャンプーを接触させられます。症状の重いところから洗いましょう。
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シャンプー後は、ぬるま湯あるいは水のシャワーで、シャンプー剤をていねいに 洗い流します。 |
乾燥はタオルドライを中心にします。 ドライヤーを使用する場合は、皮膚が温まりすぎないように 手で被毛や皮膚の温度を確認しながら乾燥させましょう。 |
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乾かしすぎはシャンプー後のかゆみの原因になることがあります。
皮膚炎がある子は、皮膚が多少しっとりする程度までにしておきましょう。
必ず二度洗いをしましょう
一度目は全体の汚れをさっと落とします。
二度目にしっかり薬剤を浸透させながら洗いましょう。
シャンプー前にブラッシング
シャンプーを皮膚に届きやすくし、洗浄後の毛玉を防ぐため、
長毛の子はシャンプーをする前にステンレスコーム・ピンブラシなどでブラッシングしましょう。
シャワーは温度を確かめてから使いましょう
シャワーの温度は、熱過ぎたり冷た過ぎたりしないよう、手で温度を確認してから使いましょう。
保湿剤について
洗うことにより、皮膚に水分が補給される効果がありますが、保湿剤を使うように指示された場合は、
シャンプー後の皮膚が濡れた状態で使うことがポイントです。皮膚からの水分蒸発を防ぐ効果があります。
注意!!
わんちゃんネコちゃんが泡をなめないように、シャンプー中は目を離さないように注意しましょう。
シャンプー療法における薬用シャンプーは獣医師の指示を守って使用し、
万が一シャンプー後に異常が見られた場合は必ず獣医師に連絡してください。